【放送予定】9月18日14:30〜「こだま」の軌道上運用10​年達成に関する記者説明会 #nvslive

2002年9月10日に打上げられたデータ中継技術衛星「こだま」が
設計寿命である7年を超えて、軌道上運用10年を達成しました。

この10年間運用のタイミングで
「こだま」データ中継技術の実験・実証の成果についての説明会の模様を生中継致します。

USTREAMで視聴する≫  http://www.ustream.tv/recorded/25498413 
 
ニコニコ生放送で視聴する

■データ中継技術衛星「こだま」(DRTS:Data Relay Test Satellite)について
「こだま」は、静止軌道上に位置しており、地球の周りを回っている「人工衛星や国際宇宙ステーション」と「地上局」との間の通信中継を行うための衛星です。

画像:JAXA 


画像:JAXA

常に日本から通信が出来る「こだま」と低軌道衛星の通信を中継させてあげる事により
通信する時間、ひいてはダウンリンクするデータ量を増やすことが可能となります。

筑波宇宙センターのこだま 模型 撮影:NVS

筑波宇宙センターのこだま 模型 撮影:NVS

右側のパラボラが、低軌道の衛星と通信。
見づらいですが左側のネットメッシュ状のアンテナが地上と通信をします。

■こだまの現状
●日本の持っているデータ中継用の衛星は、このこだま1機となり
 まだ後継機打上げが決まっておりません。

●また、こだま通信相手ですが、主に
 ・陸域観測衛星「だいち」(2011年に運用終了)
 ・国際宇宙ステーション「きぼう実験棟」(ただし、きぼう側のデータ中継アンテナへの電源が故障中)
 ・陸域観測技術衛星「ALOS-2 (だいち2)」2013年打上げ予定

となっており、アクティブな相手が現状いない状況でもあります。
宇宙ステーション「きぼう」との通信は早めに回復させたいようですが・・・
その状況も含めて会見を見て頂けると、こだまのメリットなどが分かってくるかと思います。

【放送予定】9月14日16:30〜「こうのとり」3号機(HTV​3)ミッション完了後記者会見 #nvslive

 9月14日(金)14:24頃 大気圏再突入(高度120km)を予定している
「こうのとり」3号機(HTV3)についてのミッション終了後の記者会見を
JAXA筑波宇宙センターより生中継致します。

USTREAMで視聴する≫   http://www.ustream.tv/recorded/25395944

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【レポート】星出宇宙飛行士の追加船外活動(EVA) #nvslive

 8月30日に星出、サニータ両宇宙飛行士の船外活動(EVA)行われましたが、
電力切替装置(MBSU)交換において、ボルト固定がうまくいかず完了できなかった
ため、追加のEVAが9月5日20時06分から翌6日2時34分まで実施されました。
船外活動時間は6時間28分でした。

■作業前の準備
前回の作業終了後から、地上では対策チームがMBSU固定のためのチームが結成され
ボルト取り付け方法の検証や、効率の良いMBSUの設置方法など検証されました。

ボルトの取り付けに関する検証 画像:NASAより


MBSU設置の検証 画像:NASAより

その一環に、地上側で「ISSにあるものを利用して作れる」
ボルト受け口のゴミの除去を行う為のツール作成検討がなされました。
そして考えられたのが、ワイヤをばらして作られた
ワイヤブラシツールと、歯ブラシを利用したクリーニングツールです。

ワイヤブラシと、歯ブラシクリーナー 検証用のACMEボルト  画像:NASAより

これは、地上で作成方法をまとめ、その後
ISSのクルーに伝えられ、星出宇宙飛行士達が作成しました。
(家で似たようなことをやる場合は、使い古しを使ったりしますが
今回の歯ブラシが新品か使い古しかどうかは、残念ながら確認出来ませんでした。)

■電力の冗長度が低くなったISS
MBSUはISSに4つあり、8系統ある太陽電池パネルからの電力を管理します。
1つで2系統管理となりますが、今回その一つ、MBSU-1が停止状態となり
全体の25%が使えなくなりました。

また、別途障害で9月2日にMBSU-3に接続している、太陽電池パネル1系統途中にある
DCユニットの調子が悪くなり、さらに12.5%供給の減っている状態となり
ISS全体として62.5%しか電力が使えない状態となっていました。

そのため、電源を回復するための追加EVAが素早く行われた経緯となります。

■船外活動
今回の船外活動での最も重要な作業は、MBSUの交換です。
星出宇宙飛行士はロボットアームに固定し、仮止めしているMBSU-1のネジの取り外しを行いました。緩めるときも、すぐには取れずに何度かトライして、外すことが出来ました。

MBSU
MBSUの画像 画像:NASA/JAXA

MBSUにはボルト止める箇所が2つありますが
ボルト止めが出来なかった穴は、汚れている状態となっていました。


窒素ガスのブロアー 画像:NASA


ワイヤブラシでのクリーニング 画像:NASATVより

まず、カメラで状態を確認した後、作成したワイヤブラシでクリーニング。
窒素ガスボンベでチリ破片の清掃を行い、グリスがついている歯ブラシでクリーニング。
同サイズのボルトを使用して、ボルト穴の山を慣らすことを兼ねて、締まることを確認しました。

清掃とテストを行ったうちに、再度MBSUを取り付け作業。
星出さんが手締めを行い、無事設置することが出来ました!

交換したMBSU-1の稼働もうまくいき、ISSの電力が25%分回復しました。
(DCユニットは現在調査中ですが、後日EVAで交換される可能性があります)

MBSU交換後は、オプションの追加作業として
 ISS のロボットアーム・ステーション共通カメラ/照明装置(CLPA)の交換を行い
船外活動を終了しました。

船外活動中の星出宇宙飛行士 バイザーをあげています 画像:NASA
http://spaceflight.nasa.gov/gallery/images/station/crew-32/html/iss032e025152.html

■今後の日本に関するイベント
追加EVA作業により、係留が延期されていた、こうのとり3号機(HTV-3)ですが
 分離は13日(木)0時50分頃となりました。
再突入は14日(金)14:24頃となります。
小型衛星の放出に関してもおって、発表があるでしょう。

■宇宙飛行士の活躍
これは、私見ですが・・・
アポロ12号のピート・コンラッド宇宙飛行士は、月に降り立った事よりも
トラブル続きであったスカイラブを回復させた事に対して、飛行士キャリアのハイライトであると感じていました。

アポロ11号のニール・アームストロング宇宙飛行士のキャリアに関しても
アポロ以前、ジェニミ宇宙船でドッキングシステムをテストしていた際に
ドッキング側の機器故障が発生。宇宙船のコントロールを失いかけた状態を回復させ、無事に緊急帰還したことが大きく評価されていました。

宇宙飛行士は、通常時に安定してパフォーマンスを出すことも重要でしょうが
トラブルシュートの時にこそ「飛行士がそこにいる」重要性をより感じるのでしょう。

星出さんは今回の対応により、大きな経験を得ており、コントロールセンターからの評価も非常に高いと感じられます。
また、今後のMBSU交換の指標となるでしょう。
現代の宇宙飛行士でもトラブルの際にも慌てず、地上と密接に連携し、対応出来る能力が重要です。
二回のEVA、一度目はうまくいかず引き返し、準備をおこない、対応を行い、完了する。
途中過程でどのような心境であったのかも含め、無事地上に戻ってきたら、是非お話を聞いてみたいところです。
二回にわたる船外活動、おつかれさまでした。


■参考情報
NASA Williams, Hoshide Complete MBSU Installation
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/expeditions/expedition32/exp32_eva3.html

NASA ISS On-Orbit Status 09/05/12
http://www.nasa.gov/directorates/heo/reports/iss_reports/2012/09052012.html

nasaspaceflight.com  ISS program approve new EVA following MBSU-1 installation failure
http://www.nasaspaceflight.com/2012/09/iss-program-recovery-plans-mbsu-1-installation-failure/

SPACEFLIGHT NOW Spacewalkers to try power repair again Wednesday
http://www.spaceflightnow.com/news/n1209/02eva/

JAXA 星出宇宙飛行士、作業を完遂して船外活動を終了(2012年09月06日)
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/hoshide/news/120905_eva_end.html

JAXA 星出宇宙飛行士、2回目の船外活動を開始(2012年09月05日)
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/hoshide/news/1200905_eva_begin.html

アンドルー・チェイキン「人類、月に立つ A MAN ON THE MOON

(NVS関東  きみ@Lica )


【放送予定】9月13(木)JAXA航空プログラムシンポジウム2012

日時 平成24年9月13日(木)10:00〜17:15
会場 みらいCANホール(日本科学未来館7階
公式サイト
http://www.apg.jaxa.jp/publication/event/2012/120913html.html

USTREAMで視聴する≫ (10月13日までの公開です)
その4 http://www.ustream.tv/recorded/25373756 

ニコニコ生放送で視聴する 
JAXA航空プログラムシンポジウム2012 午前≫ http://live.nicovideo.jp/watch/lv106991105

JAXA航空プログラムシンポジウム2012 午後≫ http://live.nicovideo.jp/watch/lv106991299


【プログラム】(敬称略)
※ライブ中継は11:15からとなり、
 一部の講演はライブ中継されませんのでご了承ください。

10:00 開会挨拶
 ※ライブ中継はありません   
10:10
 YS-11初飛行から50年の今、日本の航空は何を目指すか
 東京大学大学院 鈴木 真二 教授
 ※ライブ中継はありません 
11:15
 JAXA航空の事業方針と今後の研究開発
 航空プログラムディレクタ 岩宮 敏幸
11:45 休憩
13:00
 エアラインによる整備活動を通じた、産官学協働への取り組みと期待
 株式会社JALエンジニアリング技術部技術企画室 水間 洋一 室長
 ※ライブ中継はありません 
14:05
 航空環境技術の研究開発プログラム
 環境適合機体技術チーム チーム長 大貫 武
14:30
 次世代エンジン技術の研究開発
 ジェットエンジン技術研究センター センター長 西澤 敏雄
14:55
 機体騒音低減技術の研究開発動向とJAXAの研究計画
 環境適合機体技術チーム セクションリーダ 山本 一臣
15:20 休憩
15:30
 航空機安全技術の研究開発プログラム
 運航・安全技術チーム チーム長 張替 正敏
15:55
 乱気流動揺低減システムの研究開発
 運航・安全技術チーム アソシエイトフェロー 井之口 浜木
16:20
 航空新分野創造プログラム
 超音速機チーム チーム長 吉田 憲司
16:45
 電動化航空機の動向とJAXAにおける研究開発の概要
 環境適合機体技術チーム セクションリーダ 西沢 啓
17:10
 閉会挨拶

※この放送は主催者の許可を得て放送しています

【レポート】星出宇宙飛行士の追加船外活動(EVA)について  #nvslive

8月30日に星出、サニータ両宇宙飛行士の船外活動(EVA)行われた際に
電力切替装置(MBSU)の交換が、ボルト固定がうまくいかず完了できなかった
問題がありましたが、問題解決の方針が決まりました。

追加EVAが、9月5日20時15分(日本時間)開始予定となっています。
作業時間は約6時間半を予定しています。

NASATVでは19時00分より中継が行われます。(NVSでは中継を行いません・・・)
ご視聴はこちら 
  NASATV → http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.html
星出さん達がどのように作業しているのかが、よく分かりますのでライブ中継視聴おすすめです。
今回の時間帯は日本では19時という視聴に適した時間帯に行われます。 是非ごらんください。

■短期間で追加のEVAとなった理由
もちろん、国際宇宙ステーションの電力安定の為に電力切替装置(MBSU)の早期交換を
行いたいと言う理由が最大となりますが、EVAを行うチーム体制も関係しているようです。

MBSUは100kg以上あり、無重量といえど慣性が大きいです。
重いユニットを安全に交換するためには、ロボットアームに宇宙飛行士が乗って
ロボットアームを固定の足場として利用しながら、移動、機材交換を行います。

このロボットアーム操作の訓練認定を受けているジョセフ・アカバ飛行士が
9月中旬にソユーズで帰還してしまいます。
そのため、MBSU交換のための訓練を受けているチームがいるうちに対応するのが
適切であるという認識のようです。
予備品移動中の星出さん
予備のMBSUを持ってロボットアームで移動中の星出宇宙飛行士(画像:NASATVより)


船外活動は実際に外に出る宇宙飛行士の他にも、ISS船内からのサポート、そして
地上のコントロールセンターとの協調によりなされています。
今回、ボルトが締まらず船外活動が終了になった直後から、地上ではトラブル解決のための
チームが結成され、問題の解消に向けて検証が進められていました。

ボルトの取り付けに関する検証 画像:NASAより


MBSU設置の検証 画像:NASAより

ボルト固定の新しい対策や、設置場所とMBSUとの、より適した位置合わせなどの検証が
なされたようです。
この迅速な検証により、短時間で追加EVAが可能になったとも言えます。
5日のEVAの際には、カメラによるナット部分の点検作業やボルトとナット部分の掃除・潤滑作業も計画されています。

無事、MBSUが交換できた後のEVA作業ですが
・ ISS のロボットアーム・ステーション共通カメラ/照明装置(CLPA)の交換
・ 与圧結合アダプタ2(PMA2)へのカバー取付
・ 移動型基部システム(MBS)マストカメラの取り外し
・ ザーリャ(基本機能モジュール)電力・通信インタフェース付
  グラプル・フィクスチャ(PDGF)トラブルシュート
が予定されています。

■今後の実験予定など
9月7日に予定されていた、こうのとり3号機(HTV-3)のISS離脱は、追加EVAのために
延期されることになりました。現段階では16日の週に可能かどうかをNASAとJAXAの間で調整しているようです。

また、小型衛星をきぼうの船外実験プラットフォームから放出する実験も9月上旬に予定されていましたが、こちらもスケジュール見直しとなっています。

参考情報
NASA Spacewalk Set For 7:15 a.m. EDT Wednesday
 http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html

NASA ISS On-Orbit Status 09/02/12
 http://www.nasa.gov/directorates/heo/reports/iss_reports/2012/09022012.html

JAXA 星出宇宙飛行士、9月5日の船外活動に向けた準備を実施中
 http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/hoshide/news/120903.html


(NVS関東  きみ@Lica )




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