【放送予定】9月19(水)18:00〜JAXAシンポジウム2012 in 福岡 #nvslive

 JAXAシンポジウム2012 in 福岡 「宙(そら)から視(み)る、宙(そら)をつかう」
主催:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
日時 平成24年9月19日(水) 18:00〜20:00
会場 エルガーラホール・8階大ホール
公式サイト
https://www.science-event.jp/jaxasympo2012/fukuoka/

USTREAMで視聴する≫ 

ニコニコ生放送で視聴する

プログラム(敬称略):
開会挨拶 理事長 立川 敬二
平成23年度JAXA活動レポート (ビデオ上映) (15分)

開会挨拶  理事長 立川 敬二

トークセッション
  ナビゲーター:  パックンマックン

■第一部:“水の惑星(ほし)”のメカニズムにせまる「しずく」 (45分)
 中川 敬三(JAXA 「しずく」 プロジェクトマネージャ)
 佐藤 芳昭(気象庁 予報部 数値予報課 データ同化技術開発推進官)
 為石 日出生(漁業情報サービスセンター 専務理事)

(休憩 10分)

■第二部:宙(そら)を匠(つく)るひと 〜星出飛行士、宙(そら)に(45分)
 古川 聡(JAXA宇宙飛行士)

※この放送は主催者の許可を得て放送しています
※携帯回線を使用した放送の為、放送が止まったり、画質が低下する場合があります。ご了承ください。

【レポート】こうのとり3号機 ISS分離・再突入とi-Ball再突入撮影の挑戦 #nvslive

7月21日に、種子島宇宙センターからH-IIB3号機で打ち上げられた
宇宙ステーション補給機「こうのとり3号機(HTV3)」ですが
無事、物資補給ミッションと不要品積み込みを終えて
13日(木)の0時50分頃に、ISSのロボットアームによって離脱する予定です!

現在、離脱に向けての準備が進められており
11日22:59に、こうのとり3号機のハッチがクローズされました。
12日20:50頃にISSからのボルト固定が外れ、取り外し状態となりました。

こちらは12日20時前後の、こうのとり3号機の模様です。


12日20時頃のこうのとり3号機 背景に地球 (画像:NASATV)
ロボットアームで把持されています。

JAXA放送として、ニコニコ生放送の公式でも中継が行われます。
(NVSでは行いません・・・)
13日(木)00:10より



また、NASATVでも中継が行われます。
http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.html

ISSから青い地球を背景にして、徐々に離脱していく金色に輝く
こうのとり3号機をリアルタイムで視聴するチャンスです。

■そして、再突入
ISSから離脱していったのちの、こうのとり3号機は2回の
離脱マヌーバとして逆噴射を行い、南太平洋沖で再突入を行い
殆どの部分は、燃え尽きることになります。
14日の14時24分頃に突入開始予定です。

こちらもJAXA放送としてニコニコ生放送の公式で
筑波宇宙センターのHTV管制室の模様が中継されます。


NVSでは、再突入後の記者会見の模様を中継致します。



■燃え尽きずに再突入を記録するミッション「i-Ball」
こうのとり3号機は、前述の通りほぼ燃え尽きてしまいますが
再突入時のデータ取得を目的とした「i-Ball」が搭載されています。

再突入観測システム「i-Ball」 (撮影:NVS)

先ほど、こうのとりは、ほぼ燃え尽きると書きましたが
耐熱性の高い部品などは、海上まで落下することになります。
こうのとりが再突入時にどのように破壊され、分解していくのかが分かれば、
海上の警戒区域を縮小することができ、突入精度の向上が見込まれます。

そのため、i-Ballには、こうのとりの船室が再突入で破壊される様子を納めるため
カメラを搭載。
船内から放り出された後の様子も撮影する予定です。

i-Ballは、こうのとりから 放り出された後は、燃え尽きずに海上までパラシュートで降下
衛星通信のイリジウムを利用して、各種データと画像を転送することになっています。

非常に挑戦的なミッションですので、どのような画像が届けられるかが楽しみです。
はやぶさの再突入映像や欧州補給機ATVの再突入映像よりも
エキサイティング画像かも知れませんよ。

i-Ballを詳しく紹介した動画はこちらになります。
【こうのとりの卵?】再突入観測システム「i-Ball」【燃えずに残る】


i-Ball分離のCGムービーが後半の納められている映像はこちらになります。
HTV管制室こうのとり3号機 把持の瞬間 i-ballは5:55から



■参考記事
@IT MONOist
宇宙から燃えずに地球に帰ってこれるんです。そう、「i-Ball」ならね (1/3)」
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1206/22/news006.html

Airborne observation of the Hayabusa Sample Return
http://hayabusa.seti.org/

ATV初号機(ジュール・ヴェルヌ)が大気圏再突入してみた。【お疲れ様】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4821392

(NVS関東  きみ@Lica )

【放送予定】9月18日14:30〜「こだま」の軌道上運用10​年達成に関する記者説明会 #nvslive

2002年9月10日に打上げられたデータ中継技術衛星「こだま」が
設計寿命である7年を超えて、軌道上運用10年を達成しました。

この10年間運用のタイミングで
「こだま」データ中継技術の実験・実証の成果についての説明会の模様を生中継致します。

USTREAMで視聴する≫  http://www.ustream.tv/recorded/25498413 
 
ニコニコ生放送で視聴する

■データ中継技術衛星「こだま」(DRTS:Data Relay Test Satellite)について
「こだま」は、静止軌道上に位置しており、地球の周りを回っている「人工衛星や国際宇宙ステーション」と「地上局」との間の通信中継を行うための衛星です。

画像:JAXA 


画像:JAXA

常に日本から通信が出来る「こだま」と低軌道衛星の通信を中継させてあげる事により
通信する時間、ひいてはダウンリンクするデータ量を増やすことが可能となります。

筑波宇宙センターのこだま 模型 撮影:NVS

筑波宇宙センターのこだま 模型 撮影:NVS

右側のパラボラが、低軌道の衛星と通信。
見づらいですが左側のネットメッシュ状のアンテナが地上と通信をします。

■こだまの現状
●日本の持っているデータ中継用の衛星は、このこだま1機となり
 まだ後継機打上げが決まっておりません。

●また、こだま通信相手ですが、主に
 ・陸域観測衛星「だいち」(2011年に運用終了)
 ・国際宇宙ステーション「きぼう実験棟」(ただし、きぼう側のデータ中継アンテナへの電源が故障中)
 ・陸域観測技術衛星「ALOS-2 (だいち2)」2013年打上げ予定

となっており、アクティブな相手が現状いない状況でもあります。
宇宙ステーション「きぼう」との通信は早めに回復させたいようですが・・・
その状況も含めて会見を見て頂けると、こだまのメリットなどが分かってくるかと思います。

【放送予定】9月14日16:30〜「こうのとり」3号機(HTV​3)ミッション完了後記者会見 #nvslive

 9月14日(金)14:24頃 大気圏再突入(高度120km)を予定している
「こうのとり」3号機(HTV3)についてのミッション終了後の記者会見を
JAXA筑波宇宙センターより生中継致します。

USTREAMで視聴する≫   http://www.ustream.tv/recorded/25395944

ニコニコ生放送で視聴する

【レポート】星出宇宙飛行士の追加船外活動(EVA) #nvslive

 8月30日に星出、サニータ両宇宙飛行士の船外活動(EVA)行われましたが、
電力切替装置(MBSU)交換において、ボルト固定がうまくいかず完了できなかった
ため、追加のEVAが9月5日20時06分から翌6日2時34分まで実施されました。
船外活動時間は6時間28分でした。

■作業前の準備
前回の作業終了後から、地上では対策チームがMBSU固定のためのチームが結成され
ボルト取り付け方法の検証や、効率の良いMBSUの設置方法など検証されました。

ボルトの取り付けに関する検証 画像:NASAより


MBSU設置の検証 画像:NASAより

その一環に、地上側で「ISSにあるものを利用して作れる」
ボルト受け口のゴミの除去を行う為のツール作成検討がなされました。
そして考えられたのが、ワイヤをばらして作られた
ワイヤブラシツールと、歯ブラシを利用したクリーニングツールです。

ワイヤブラシと、歯ブラシクリーナー 検証用のACMEボルト  画像:NASAより

これは、地上で作成方法をまとめ、その後
ISSのクルーに伝えられ、星出宇宙飛行士達が作成しました。
(家で似たようなことをやる場合は、使い古しを使ったりしますが
今回の歯ブラシが新品か使い古しかどうかは、残念ながら確認出来ませんでした。)

■電力の冗長度が低くなったISS
MBSUはISSに4つあり、8系統ある太陽電池パネルからの電力を管理します。
1つで2系統管理となりますが、今回その一つ、MBSU-1が停止状態となり
全体の25%が使えなくなりました。

また、別途障害で9月2日にMBSU-3に接続している、太陽電池パネル1系統途中にある
DCユニットの調子が悪くなり、さらに12.5%供給の減っている状態となり
ISS全体として62.5%しか電力が使えない状態となっていました。

そのため、電源を回復するための追加EVAが素早く行われた経緯となります。

■船外活動
今回の船外活動での最も重要な作業は、MBSUの交換です。
星出宇宙飛行士はロボットアームに固定し、仮止めしているMBSU-1のネジの取り外しを行いました。緩めるときも、すぐには取れずに何度かトライして、外すことが出来ました。

MBSU
MBSUの画像 画像:NASA/JAXA

MBSUにはボルト止める箇所が2つありますが
ボルト止めが出来なかった穴は、汚れている状態となっていました。


窒素ガスのブロアー 画像:NASA


ワイヤブラシでのクリーニング 画像:NASATVより

まず、カメラで状態を確認した後、作成したワイヤブラシでクリーニング。
窒素ガスボンベでチリ破片の清掃を行い、グリスがついている歯ブラシでクリーニング。
同サイズのボルトを使用して、ボルト穴の山を慣らすことを兼ねて、締まることを確認しました。

清掃とテストを行ったうちに、再度MBSUを取り付け作業。
星出さんが手締めを行い、無事設置することが出来ました!

交換したMBSU-1の稼働もうまくいき、ISSの電力が25%分回復しました。
(DCユニットは現在調査中ですが、後日EVAで交換される可能性があります)

MBSU交換後は、オプションの追加作業として
 ISS のロボットアーム・ステーション共通カメラ/照明装置(CLPA)の交換を行い
船外活動を終了しました。

船外活動中の星出宇宙飛行士 バイザーをあげています 画像:NASA
http://spaceflight.nasa.gov/gallery/images/station/crew-32/html/iss032e025152.html

■今後の日本に関するイベント
追加EVA作業により、係留が延期されていた、こうのとり3号機(HTV-3)ですが
 分離は13日(木)0時50分頃となりました。
再突入は14日(金)14:24頃となります。
小型衛星の放出に関してもおって、発表があるでしょう。

■宇宙飛行士の活躍
これは、私見ですが・・・
アポロ12号のピート・コンラッド宇宙飛行士は、月に降り立った事よりも
トラブル続きであったスカイラブを回復させた事に対して、飛行士キャリアのハイライトであると感じていました。

アポロ11号のニール・アームストロング宇宙飛行士のキャリアに関しても
アポロ以前、ジェニミ宇宙船でドッキングシステムをテストしていた際に
ドッキング側の機器故障が発生。宇宙船のコントロールを失いかけた状態を回復させ、無事に緊急帰還したことが大きく評価されていました。

宇宙飛行士は、通常時に安定してパフォーマンスを出すことも重要でしょうが
トラブルシュートの時にこそ「飛行士がそこにいる」重要性をより感じるのでしょう。

星出さんは今回の対応により、大きな経験を得ており、コントロールセンターからの評価も非常に高いと感じられます。
また、今後のMBSU交換の指標となるでしょう。
現代の宇宙飛行士でもトラブルの際にも慌てず、地上と密接に連携し、対応出来る能力が重要です。
二回のEVA、一度目はうまくいかず引き返し、準備をおこない、対応を行い、完了する。
途中過程でどのような心境であったのかも含め、無事地上に戻ってきたら、是非お話を聞いてみたいところです。
二回にわたる船外活動、おつかれさまでした。


■参考情報
NASA Williams, Hoshide Complete MBSU Installation
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/expeditions/expedition32/exp32_eva3.html

NASA ISS On-Orbit Status 09/05/12
http://www.nasa.gov/directorates/heo/reports/iss_reports/2012/09052012.html

nasaspaceflight.com  ISS program approve new EVA following MBSU-1 installation failure
http://www.nasaspaceflight.com/2012/09/iss-program-recovery-plans-mbsu-1-installation-failure/

SPACEFLIGHT NOW Spacewalkers to try power repair again Wednesday
http://www.spaceflightnow.com/news/n1209/02eva/

JAXA 星出宇宙飛行士、作業を完遂して船外活動を終了(2012年09月06日)
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/hoshide/news/120905_eva_end.html

JAXA 星出宇宙飛行士、2回目の船外活動を開始(2012年09月05日)
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/hoshide/news/1200905_eva_begin.html

アンドルー・チェイキン「人類、月に立つ A MAN ON THE MOON

(NVS関東  きみ@Lica )



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