【放送予定】3/15 13:00〜水星磁気圏探査機 MMOプロジェクト概要説明会

水星磁気圏探査機 MMOの完成に伴い、ESAへの輸送の前にプロジェクトについて説明を行います。
BepiColombo計画とは
ESAとJAXA共同で、観測目的に合わせた「2つの周回探査機」で水星を観測する計画で、
表面・内部の観測を行う「水星表面探査機(MPO)」と、水星の磁場・磁気圏の観測を行う「水星磁気圏探査機(MMO)」から構成されています。
JAXAは、磁場・磁気圏の観測を主目的とするMMO探査機の開発と水星周回軌道における運用を担当し、
ESAは打ち上げから惑星間空間の巡航、水星周回軌道への投入、MPOの開発と運用を担当します。
MMOとMPOはアリアン5型ロケットで一緒に打ち上げられ、水星到着後に分離して、協力しながら約1年間の観測を行う予定です。
事前にニコニコ動画に登録し、タイムシフト予約をしておくと1週間繰り返し視聴可能です。
水星磁気圏探査機 MMOプロジェクト概要説明会 第一部
水星磁気圏探査機 MMOプロジェクト概要説明会 第一部
水星磁気圏探査機 MMOプロジェクト概要説明会 第二部
プログラム
3月15日(日)13:00〜14:00「水星磁気圏探査機MMO」の概要
早川 基(はやかわ はじめ) BepiColombo プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ
※ライブ中継に寄せられた質問への回答(3/16追記)
Q1 ダウンリンク局は?
A1 MPOとMMOの分離後は基本的にそれぞれの機関での運用となる為、
MPOはESA局、MMOはJAXA局を使用する。JAXA局は臼田をメインに使用する。
ただし、共同ミッションなので、融通して運用する場合はある。
Q2 観測が終わったら水星に落とすのですか?
A2 現在の軌道解析では水星に落ちる事になります。
Q3 軌道上での寿命を決める要素は?
A3 熱的に非常に厳しい環境なので、技術的な要因を踏まえて設計寿命を1年としている。
ただ、1年以上稼働できると見越して燃料は2年分積んでおり、1年+α1年としている。
Q4 サンシールドや電気推進モジュールはどのような軌道に?
A4 水星重力圏に入る前に電気推進モジュールを分離する、
MPO、MMO、サンシールドは水星重力圏に入り周回をする。
その後、MMO軌道に投入し、サンシールドを分離した後、MPOは単独で軌道に下がって行く。
水星磁気圏探査機(MMO) 機体公開 Mercury Magnetospheric Orbiter Publication by nvs-live on Photosynth
- 2015.03.13 Friday
- 放送予定 Live slated
- 19:26
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